暮らしをゆたかにする良いものを・・・

長く飽きずに気に入って使えるような、ほんとうのもの。日本や世界にある良いもの、おいしいもの。 d'weL-ディウェル-ではそんな、自分の暮らしに取り入れたいものを選んでご紹介しています。


私たちは長い間、薪ストーブやBBQグリル、お庭の道具などを輸入して日本に広める仕事をしています。 国内外にいるパートナーも似た価値観を持ち、サスティナブルな火のある暮らしを楽しむことを考えています。 この恵まれたパートナーシップを通じて日々受ける刺激を活かし、いろんな分野のことやものを発信していきたいと思いますので、ぜひお付き合いください。

 

 
寒い日の休日は、薪ストーブでコトコト煮込んだり焼いたり、じっくり時間をかけてお料理なんていかがでしょうか。
そんなときにぴったりな牛肉の赤ワイン煮込みのマッシュポテト添えとパンをご紹介します。


〇牛すね肉の赤ワイン煮込み
*材料 
牛すね肉:800g
玉ねぎ:大1個
にんじん:1本
セロリ:1本
ニンニク:1片
赤ワイン:500cc〜600cc
塩・コショウ:各3g
薄力粉:大さじ4
オリーブオイル:適量
バター:20g
ローリエ:2〜3枚

*作り方 
1.牛すね肉は筋に切れ目を入れてから4等分にし、1/8の大きさのくし切りにした玉ねぎと乱切りにしたにんじん・セロリ、つぶしたニンニクとともに赤ワイン200〜300ccで一晩マリネする。
2.一晩たったら牛肉の水気を拭き取り、塩・コショウをすり込んで10分ほどおく。
3.牛肉に薄力粉をまぶし、余分な粉をはたいてからオリーブオイルをひいて熱したココットに入れ全面に焼き目がつくまで焼く。
4.焼き目がついたら牛肉を取り出し、ココットの余分な脂を拭く。バターとマリネした野菜の水気を切って加え、軽く火が通るくらいに炒める。
5.牛肉と残ったマリネ液を入れ、具材にかぶるほどの水とローリエを加えて一度ストーブトップで煮立たせる。
6.灰汁を取り蓋をしたら、ココットをトリベットの上に乗せ、弱火の状態で30分煮込む。
7.一度野菜を取り出し、残りの赤ワイン300ccを追加してさらに30分ほど煮込む。(この時、灰汁がでるようなら取り除く)
8.火から降ろしてそのまま1時間ほど置いて出来上がり。

※食べる少し前に、取り分けておいた野菜と塩・コショウ少々を加え、蓋をしないで10分ほど煮詰めます。この時、お好みで砂糖小さじ1とバター適量を加えてもOK。お皿に取り分けコショウ・ナツメグを振り、マッシュポテトを添えて食卓へ。


〇マッシュポテト
*材料 
ジャガイモ:中4個
ニンニク:1片
牛乳
バター:10g
塩:少々

*作り方 
1.ジャガイモの皮をむき、2〜3mmの薄さにスライスする。
2.ココットにジャガイモとつぶしたニンニクを入れ、ひたひたになるまでの牛乳を注ぎ蓋をせずストーブトップに乗せる。この時、火が強いと吹きこぼれるのでトリベットに乗せて火加減を調節すると良い。
3.ジャガイモが柔らかくなったら火からおろし、木べらで混ぜながらつぶす。
4.塩とバターを入れ味を調えて完成。



〇パン・ド・カンパーニュ
*材料 
強力粉:300g
ライ麦粉:50g
全粒粉:100g
ドライイースト:5g
塩:小さじ1
ぬるま湯(38度くらい):250〜300cc

*作り方 
1.強力粉、ライ麦粉、全粒粉をボウルに入れて軽く混ぜ合わせる。
2.中心に穴をあけ、ドライイースト、塩、ぬるま湯を少しずつ加えて指先で全体を混ぜてまとめていく。
3.ひとつにまとまったら、こね台に移し、力を入れて台に軽く叩きつけるようにこねる。
4.10分ほどこねて手に生地がつかなくなったら丸くまとめ、ボウルに入れて濡れ布巾をかけてストーブの側に置き一次発酵させる。
5.2〜3時間おいて生地が2倍ほどになったら軽く押してガス抜きをし、再び丸くまとめてココットの中に入れて二次発酵させる。
6.ストーブの炉内はかなり少な目の熾火の状態にし(5〜6cmくらいの熾が10個前後赤く残っている状態)、熾を左右によけてからクッキングスタンドを入れておく。
7.1時間ほどおいて生地が発酵したらクープ(切れ込み)を入れ、炉内にココットごと入れる。
8.焼き色が均一になるよう時々回しながら20〜30分ほど焼き、ココットから取り出したときにずっしりした感じがなくなれば網の上で冷まして完成。

※焼きたては水分が多いので、できれば5〜6時間はおいた方が小麦の味が楽しめます。また、ライ麦や全粒粉の割合は好みで増やしても良いでしょう。ライ麦を多くするとよりずっしりしたパンになります。
スライスして牛肉の煮込みとともにどうぞ。



*今回のお料理で使用したグッズ*
ブルナー キャセロール ラウンド(ココット)
オリジナルトリベット
クッキングスタンド

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